PayPayポイントがもらえるSoftBankの新プラン「ペイトク」に変更してみた!本当にお得だったか損益分岐点を計算!

2023年10月3日に提供開始されたSoftBankの新プラン「ペイトク」。日常的にPayPayを使っているヘビーユーザーなら、めちゃくちゃたくさんPayPayポイント還元されてお得ということで、現在CMでも話題になっています。

筆者の母は、日本でiPhone 3Gが発売された時からSoftBankユーザーであり、かつ今はPayPayのヘビーユーザー。

ということで、それまで契約していた「メリハリ無制限」から「ペイトク無制限」にプラン変更!

本当にお得なのか?どれほど得をしたのか? 初の料金明細が出たので検証結果を発表したいと思います!

超簡単におさらい!ペイトクとは?

ペイトクとは、2023年10月に提供開始されたSoftBankの新料金プランです。ひとことで言うと「基本料金は上がるけど、その分PayPayの還元率が上がるからPayPayヘビーユーザーはお得だよ!」というプランです。

ペイトク通常プラン
プランペイトク30ペイトク50ペイトク無制限メリハリ無制限+
月間
データ通信量
30GB50GB無制限
(実質200GB)
無制限
(実質200GB)
月額料金7,425円8,525円9,625円7,425円
PayPay
追加還元率
+1%+3%+5%追加還元なし
PayPay
追加還元上限
1,000pt/月2,500pt/月4,000pt/月
実質料金6,425円6,025円5,625円7,425円

ペイトクでは、表の通り、通常プランではもらうことができないPayPay決済時における追加還元があります。

例えば、同じ月間データ通信量である「メリハリ無制限+」から「ペイトク無制限」と比較すると、ペイトク無制限では、PayPayの還元率が通常の還元率から+5%増えるのです!

ただし、注意点として注目しておきたいのが月額料金。ペイトクは通常プランと比較すると割高であることが分かります。

例えば、ペイトク無制限(9,625円/月)とメリハリ無制限+(7,425円/月)では、なんと料金の差が2,200円あります。つまり、通常プランからペイトクに切り替えることで、毎月のスマホ料金は上がってしまうのです。

ただ、逆に言えば、基本料金が2,200円上がってもPayPayで最大4,000円分還元されるので、実質1,800円はお得になるということ

上記の表の実質料金で見ると一番安くなっていることが分かります!

ちなみに「ペイトク無制限」で最大4,000円分の還元を受けるためには1ヶ月で80,000円の買い物をPayPayもしくPayPayカードで支払う必要があります。PayPayカード(クレジットカード)もOKなのは◎

ペイトク30ペイトク50ペイトク無制限
PayPay
追加還元率
+1%+3%+5%
PayPay
追加還元上限
1,000pt/月2,500pt/月4,000pt/月
上限額獲得のために
必要な決済額
100,000円/月83,334円/月80,000円/月

記の決済額が達成できるPayPay/PayPayカードのヘビーユーザーなら、ペイトクにすることでかなりお得になるわけです!

ペイトクに変えてみた!気になる結果は?

さて、母は現行の「メリハリ無制限+」の前身である「メリハリ無制限」から「ペイトク無制限」に変更しました。

メリハリ無制限(新規受付終了)とメリハリ無制限+は、あまり大きな違いはなく、毎月の料金もPayPayカードで支払っていれば料金的な違いは全くないので、同じとみて良いでしょう!

変更前変更後参考
プランメリハリ無制限ペイトク無制限メリハリ無制限+
月間
データ通信量
無制限無制限
(実質200GB)
無制限
(実質200GB)
基本料金7,238円9,625円7,425円
PayPayカード割なし△187円△187円
新みんな家族割△1,210円△1,210円△1,210円
おうち割 光セット△1,100円△1,100円△1,100円
最安料金4,928円7,128円4,928円
PayPay
追加還元率
追加還元なし+5%追加還元なし
PayPay
追加還元上限
4,000pt/月
実質料金4,928円3,128円4,928円

さて、基本料金が2,200円上がってしまいますが、最大4,000円の還元を受けることができれば、上記の通り、実質料金で見ると安くなるわけです!

結果発表!!

無事に追加還元4,000ptがしっかり獲得できていました! 80,000円以上の決済をしているということです。

ちなみに、ペイトクに変える前のメリハリ無制限だった頃も、80,000円以上の決済をしていますが、当然4,000ptをもらうことはできないので、ペイトクに変えたことでかなり得していることが分かります!

誰がお得に?ペイトクの損益分岐点は?

さて、PayPayヘビーユーザーならペイトクの方がお得ということが分かりましたが、80,000円以上も決済できない人はどっちが良いのかという疑問が残ります。

「それなりPayPayは使うけど80,000円までは届かない」というユーザー層です。

気になる損益分岐点を算出してみました!

ちなみに損益分岐点とは、最低でもメリハリ無制限+と実質料金が同等となるために必要なPayPay(PayPayカード含む)の決済金額を指します。

ペイトク通常プラン
プランペイトク30ペイトク50ペイトク無制限メリハリ無制限+
月間
データ通信量
30GB50GB無制限
(実質200GB)
無制限
(実質200GB)
月額料金7,425円8,525円9,625円7,425円
PayPay
追加還元率
+1%+3%+5%追加還元なし
損益分岐点
必要最低決済額
36,667円/月44,000円/月
上記決済額で
獲得できる還元額
1,100pt/月2,200pt/月
実質料金7,425円7,425円7,425円7,425円

ペイトクはプランによって、月間で利用できるデータ通信量が異なるため単純な比較は難しいですが、例えば無制限プラン同士の比較であれば、最低でもPayPay(PayPayカード含む)で毎月44,000円以上の決済をしないと、ペイトク無制限の方が損をすることになります。

同じく、ペイトク50ならば毎月36,667円以上の決済をしないと損をしてしまいます。

ただ逆に言えば、普段の生活にかかる決済をPayPayやPayPayカードに集約させてしまえば、上記金額の達成は難しくはないでしょう!

ペイトク30は、毎月利用できるギガ数は少なってしまうものの、メリハリ無制限+と月額料金が同じなので、極端な話PayPayを使わなくても損をすることはなく、逆に少しでも使えばその時点でお得です!

絶対にペイトクにした方が良い人とは!

これからもSoftBankを使い続ける予定であり、かつ毎月30GBでデータ通信が足りるのであれば、迷うことなくペイトク30にしておくと良いでしょう!

同じ料金のメリハリ無制限+にしても、使いきれないギガ数は宝の持ち腐れであり、それならば+1%でもPayPayの還元率を上がるペイトク30を選んでおいた方が得策です。ちなみに日本人の平均利用ギガ数は約9GBと言われていますので、ほとんどのユーザーは問題ないはずです。

日常のあらゆる決済をPayPayやPayPayカード(クレジットカード)に済ませることができるのであれば、ペイトク50やペイトク無制限がおすすめです!

データ通信も十分過ぎるほど利用でき、PayPayもたくさん還元されてお得と言えるでしょう!

ペイトク通常プラン
プランペイトク30ペイトク50ペイトク無制限メリハリ無制限+
月間
データ通信量
30GB50GB無制限
(実質200GB)
無制限
(実質200GB)
月額料金7,425円8,525円9,625円7,425円
PayPay
追加還元率
+1%+3%+5%追加還元なし
損益分岐点
必要最低決済額
36,667円/月44,000円/月
PayPay
追加還元上限
1,000pt/月2,500pt/月4,000pt/月
上限額獲得のために
必要な決済額
100,000円/月83,334円/月80,000円/月

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