【日新火災】賃貸の家財・火災保険「お部屋を借りるときの保険」に加入して半額になった!

マンションやアパートなどの賃貸物件を借りる時に、事実上、加入が必須となっているのが「火災保険(家財)」です。

不動産会社で賃貸契約と同時に、紹介された保険にそのまま加入する方が多いのではないでしょうか。

ただ、不動産会社の保険は基本的に割高な傾向があり、自分に合っていない補償内容の場合だと大きく損をすることになります

「火災保険(家財)」は不動産会社で紹介されるものだけではなく、インターネット含め数多くのいろんな会社から販売されており、自分に合った保険を選ぶことで保険料をグッと抑えることができます

引越しの初期費用ってバカにならないので、なるべく安く抑えたいですよね!

実際に筆者も自分で選んだことで、不動産会社で紹介された保険よりも良い内容にも関わらず、半額の保険料に抑えることができましたので、体験談としてお話ししていきます!

賃貸で加入する火災・家財保険とは

賃貸で加入する一般的な火災保険

一般的に賃貸で加入する保険と言うのは、借家人賠償責任の特約が付いた火災保険(家財)のことを指し、次の3つの補償がパッケージ化されています。

  • 借家人賠償責任保険(大家さんに対する賠償責任を補償)
  • 家財・火災保険(自分の家電や家具などの家財の損害を補償)
  • 個人賠償責任保険(他人に対する賠償責任を補償)

不動産会社で紹介される保険も他社の保険も、基本的に上記の3つの補償サービスを抑えています。

賃貸物件において、筆者はこの中で最も重要な保険は「借家人賠償責任保険」と考えています。

賃貸物件は借り物であり、常に原状回復の義務を負います。万が一、火災といったトラブルによって建物に損失を与えてしまった場合は元の住める状態に戻さなければなりません。この際に多額の費用が発生します。

火災に見舞われた時

自分の家電や家具も万が一のことがあれば「家財・火災保険」で補償されます。ただ、自分の所有物であれば最悪諦めるという選択肢も取ることも可能です。その点、建物は大家さんからの借り物なのでそういうわけにもいきません。

そういう側面からも「借家人賠償責任保険」はなるべく手厚い、つまり補償金額が高ければ高いほど良いわけです。

では、実際に私の体験談から ”不動産会社で加入する場合” と ”自分で加入する場合” にどれだけ変わったのか、ご紹介させていただければと思います。

実際に筆者が不動産会社に紹介された保険

実際に引越しに向けて物件内見をし、申し込みの段階で不動産会社の担当者より、次の2種類のプランが提示されました。

プラン1プラン2
借家人賠償責任保険1,500万円1,500万円
家財・火災保険250万円560万円
個人賠償責任保険3億円3億円
年間保険料9,200円12,700円

3つの補償金額については「借家人賠償責任保険」は1,500万円、「個人賠償責任保険」は3億円で固定となっており、「家財・火災保険」のみプランによって手厚さが変わり、年間保険料が変わる仕組みとなっています。

不動産会社によって保険料や補償内容は異なるものの、概ね不動産会社で紹介される保険の年間保険料の相場は10,000円前後からのようです。

言われてみれば、2年前に引越しした際に別の不動産会社から紹介された保険もほぼ内容で11,000円でした。前回・今回とどちらも全国展開されている大手不動産会社の話ですので、年間保険料の相場は10,000円前後というのは間違いないでしょう。

担当者の方からは「紹介させていただいた火災保険(家財)をおすすめしますが、3つの補償サービスを満たしていれば、他社の火災保険(家財)に加入しても良いですよ!」とのことだったので、申し訳ない気持ちを抱えながらも、コスパの良い火災保険(家財)を探してみることにしました。

自分で探して加入したら保険料が半額に

内見を終えて早速インターネットで「賃貸 火災保険」などのキーワードで検索してみたところ、コスパの良さそうな火災保険(家財)を見つけました。

画像出典:お部屋を借りるときの保険|日新火災

日新火災(お部屋を借りるときの保険):4,000円〜

おそらく、私と同様にインターネットで賃貸の保険を調べたことがある方なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。

日新火災の「お部屋を借りるときの保険」が4,000円〜と言うのは、不動産会社から紹介される保険料の相場である10,000円の半額以下なので、いかに安いかということです。

ちなみに日新火災というのは、大手保険会社「東京海上ホールディングス」の完全子会社です。

あまりにも安いと不安になりますが「インターネット上の契約に限定している」というのが、この安さが実現できている理由のようです。

一方で、不動産会社で紹介される保険の加入料には、紹介料(インセンティブ)が含まれているため、その分高くなると捉えることができますね。

補償内容も不動産会社の保険と比較して良い

日新火災(お部屋を借りるときの保険)は、今回、私が不動産会社から紹介された火災保険(家財)よりも、補償の中身がとても良いと感じました。

最安プランの場合

日新火災
(お部屋を借りるときの保険)
不動産会社の保険
(プラン1)
借家人賠償責任保険2,000万円1,500万円
家財・火災保険100万円250万円
個人賠償責任保険1億円3億円
年間保険料4,000円3,610円

日新火災では、最安プランでも私が最も重要視している「借家人賠償責任保険」の補償金額が、不動産会社の保険よりも500万円高い「2,000万円」となっています。

その分「個人賠償責任保険」の補償金額が1/3の1億円ですが、よく事例として挙げられる自転車事故の裁判における損害賠償の相場が1億円以下だったので、特に問題ないと考えています。

ただし、家財・火災保険が100万円というのは少し心許なかったので、補償金額を上げてみることにしました。

日新火災も「個人賠償責任保険」「個人賠償責任保険」の補償金額は固定で、「家財・火災保険」なら補償金額のカスタマイズが可能とのことでした。

日新火災の家財・火災保険の補償金額を200万にした場合

日新火災
(お部屋を借りるときの保険)
不動産会社の保険
(プラン1)
借家人賠償責任保険2,000万円1,500万円
家財・火災保険200万円250万円
個人賠償責任保険1億円3億円
年間保険料5,000円9,200円

日新火災の「お部屋を借りるときの保険」では家財・火災保険の補償金額を100万円単位でカスタマイズできるとのことだったので、不動産会社の保険に近づけるべく200万円にしてみました。

それでも年間保険料は5,000円と半額近い水準を保っています。

日新火災の賃貸保険に加入してみた

比較からも日新火災の「お部屋を借りるときの保険」に加入してみることにしました!ちなみに家財・火災保険を「200万」にカスタマイズ!

今回の決め手は次の通りです。

  • 借家人賠償責任保険の補償金額は高ければ高いほど良いと感じた
  • 個人賠償責任保険の補償金額は1億円あれば十分と感じた
  • 年間保険料が約半額になる

今回は ”自分で加入する” という選択肢を取ったため、賃貸借契約の日までに火災保険(家財)の加入証明書を不動産会社に提出する必要がありました。

日新火災ではインターネットで申し込み手続き後、1週間程度でハガキの保険証券が送られてきますので、それをコピーして提出すればOKです(急ぎの場合はマイページからPDFでダウンロード&印刷も可)。

まとめ

不動産会社からおすすめされる火災保険(家財)ではなく、自分で探して加入したことで約半額の保険料に抑えることができました。

必ずしも不動産会社の保険がダメなわけではないですが、自分のニーズに合った補償内容と保険料であるか、見極めることが大切ですね。

引越し費用でかかる初期費用を少しでも抑えることができれば、他にお金を回すこともできるので、ぜひご参考いただけますと幸いです。